ホソカワミクロンのエアシャワーは、特に粉塵除去効率と粉体搬送現場への対応力の分野に強みを持っています。しかし、導入を検討する際には「他社と比べてコストはどうなのか?」「メンテナンス性は?」といった疑問も浮かぶでしょう。本記事では、メーカー公式サイトの情報だけでなく、エアブーン編集部が分析した他社製品との比較メリット・デメリットを含めて解説します。

圧縮空気吹き付けによる洗浄と、天井から足元へのダウンフローによって粉塵の再拡散・衣類への再付着・作業者の吸入などの問題に対応。圧縮空気による洗浄エアーには衣服をたたくような効果があり、効率よく粉塵を除去することが可能です。
| フィルターの種類 | HEPAフィルター(オプション) |
|---|
| ホソカワミクロンの特徴 | |
|---|---|
| 洗浄能力 | クリーンルーム設備の一環として エアーシャワーを提案 |
| 設置性 | 半導体・医薬品・食品など 多分野向けに設計対応 |
| コスト感 | 装置単体よりも 環境設計全体で要見積 |
| 独自の強み | クリーンルーム設備をまとめて 最適化しやすい |
ホソカワミクロンのエアシャワーには、人用と荷物用があります。人用ではマルチエアーノズルを使用し、圧縮空気の洗浄エアーが衣類をたたくように除去。さらにダウンフローで粉塵の再飛散を防ぎます。
荷物用では、取り除かれた粉塵をコンベア下部から同社製ダストコレクタによって素早く吸い込みます。全方位から払い落としエアーが集中するため、効率的に粉塵を取り除くことが可能です。製造工場の原料搬入や製品搬出時などに使用されています。
ホソカワミクロンは、アフターフォローが充実しています。巡回訪問や定期点検を行うことでトラブルを未然に防止。緊急事態が発生した場合には、迅速・的確な対応を行います。
メンテナンスが完了した後も「お客様カルテ」を作成するため、また何かあったときにも迅速な対応が可能です。細かい部品などのメンテナンスにも対応。日本はもちろん、海外工場の場合でも日本人スタッフを派遣してサポートを行うので安心です。
ホソカワミクロンのエアシャワーは、構造がシンプルなのでメンテナンスが容易という特徴があります。トラブルの特定もしやすく、点検すべき箇所や交換部品が少ないため保守や修理も比較的簡単に行うことができます。
東京や大阪、名古屋、下関に営業所があり、万が一の場合はすぐに対応することが可能です。
エアシャワーは、どのような場所に設置するかによって求められる機能が異なります。本サイトでは、紹介したメーカー以外にも工場別に適したエアシャワーメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。公式サイトに事例はありませんでした。
| 企業名 | ホソカワミクロン株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 1916年4月18日 |
| 従業員数 | 424名 |
| 所在地 | 大阪府枚方市招提田近1-9 |
| 公式サイト | https://www.hosokawamicron.co.jp/jp/ |
ここまでメーカーの特徴について解説してきましたが、エアシャワーは決して安い買い物ではありません。自社の工場環境や予算に合わない製品を選んでしまうと、後になって使い勝手やコスト面で後悔するリスクがあります。
導入を成功させるためには、1社だけで決めるのではなく、必ず複数社で比較検討を行うことが重要です。
当サイトのTOPページでは、国内53社のエアシャワーメーカーを徹底調査し、工場・用途別のおすすめ3社を厳選して紹介しています。
問い合わせや見積もり依頼をする前に、まずは以下の記事で「自社にとって最適なメーカー」をチェックしてみてください。

| 主なフィルター | 制菌防カビ仕様中性能フィルター HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 制菌防カビ仕様中性能フィルター:25m/sec以上 HEPAフィルター:20m/sec以上 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | ・中性能フィルタ:0.4~0.7μm粒子に対して40~50%以上 ※70~80%以上となる高性能フィルタの選定も可能 ・HEPAフィルタ:0.3μm粒子に対して99.97%以上 |
| 標準の床材 | ステンレス |
| ジェット風 | 両側面+天井の3方向 |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 30m/s ±20%※2 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子にて99.99%以上 (HEPAフィルター搭載) |
| 標準の床材 | 建築床 |
| ジェット風 | 片吹き |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 記載なし |
| 集塵性能 | 99%以上(重量法) |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子99.97%以上 (DOPテスト) |
| 標準の床材 | 記載無し |
| ジェット風 | 記載無し |
※フィルターの種類:
制菌防カビ仕様中性能フィルター:空気中の微粒子(約1μm以上)を除去しつつ、菌の繁殖やカビの発生を抑える機能を持つフィルター。食品・医療・クリーンエリアなどの衛生管理に有効。
HEPAフィルター:0.3μm以上の微粒子を99.97%以上の高精度で捕集できる高性能フィルター。クリーンルームや精密機器、医薬品製造などに使用される。
※集塵性能とは:空気中の粉塵をどれだけ装置全体で取り除けたかの割合。/捕集性能とは:フィルターなどがどれだけ粉塵を捕まえたかの割合。
※1:※三共空調公式HP(https://sankyo-ku.co.jp/quality.html)(2000年~2024年の実績)
※2:初期における平均値。
※3:別売り。