蒲田工業のエアシャワーは、特にクリーンルーム運用に適した基本性能と導入提案力の分野に強みを持っています。しかし、導入を検討する際には「他社と比べてコストはどうなのか?」「メンテナンス性は?」といった疑問も浮かぶでしょう。本記事では、メーカー公式サイトの情報だけでなく、エアブーン編集部が分析した他社製品との比較メリット・デメリットを含めて解説します。
クリーンルームの設計や製作、施工などを行う蒲田工業。さまざまな困りごとに対して、解決につながるソリューションを提案します。ここでは、そんな蒲田工業のエアシャワーの製品情報や強みなどを紹介します。

HEPAフィルターと不織布フィルターを使用した片吹きタイプのエアシャワールーム。8個のパンカーからクリーンエアが吹出されることで、塵埃を除去することが可能です。 ドアは手動で開き、インターロックが付いています。
| フィルターの種類 | HEPAフィルター(メインフィルター)、不織布フィルター(プレフィルター) |
|---|---|
| 吹出風量 | 7.8m³/min以上 |
| エアージェットノズル数 | 8個 |
| 各部寸法 | 1,100mm×1,000mm×2,100mm |
| 電源仕様 | AC200V・3Φ・50/60Hz |
| 蒲田工業の特徴 | |
|---|---|
| 洗浄能力 | 風速23m/s以上が目安 片吹き・両吹き・床吸込も展開 |
| 設置性 | 自動扉・シートシャッター・靴底ブラシ付 用途別に設計生産 |
| コスト感 | ローコスト化を意識した シートシャッター型も用意 |
| 独自の強み | オリジナル設計生産 UVや靴底洗浄にも対応 |
各現場のニーズに合ったエアシャワーを提供。使用状況や目的に応じて、オリジナルで設計・生産しています。一般的な片吹きタイプや両吹きタイプ、両吹き片引き自動扉タイプ、シートシャッタータイプ、床吸い込み三方向吹きタイプなどがあります。
靴底ブラシ付きタイプはエアシャワーと同時に靴底の汚れを落とすブラシ付きで、殺菌灯タイプは室内に人がいない間に一定時間、UV(紫外線)を照射することで菌の発生・飛散を抑制します。
通路形状の選択をすることが可能です。直進型が基本ですが、直角型(L)や三方向通路型(T)なども選択でき、直進型が置けないケースにも柔軟に対応します。設置スペースが不足している場合は、既設の前室に吹出口ユニットを取り付けて、既設の部屋をエアシャワーに改造することも可能です。
吹出し面では片吹き仕様や両吹き仕様、三方向吹き仕様から選ぶことができ、扉も手動、自動、シートシャッター、防火扉などから選択することができます。
短時間に大人数で入室したい場合、連結型のエアシャワーを設置することが可能です。3連結のエアシャワーでは最大6名、5連結のエアシャワーでは最大10名まで入室することができます。
さらに人数が多い場合はウォーキングエアシャワーを利用することも可能。15秒以上エアブローを浴びる必要があるため、5連結以上のエアシャワーが必要なので気を付けましょう。
エアシャワーは、どのような場所に設置するかによって求められる機能が異なります。本サイトでは、紹介したメーカー以外にも工場別に適したエアシャワーメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
クリーンルームへの入室人数が200名を超えるため大人数が通過できるエアシャワーを設置したいけれど、設置スペースがあまりないことが課題でした。
そこで、5連エアシャワーをL型に設置して省スペース化を図る手法を提案。歩いて通過するうちにクリーンになるウォーキングタイプにし、入室までにかかる時間を短縮しました。
| 企業名 | 蒲田工業株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 1921年 |
| 従業員数 | 110名 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座7-5-15 |
| 電話番号 | 0120-106-706 |
| 公式サイト | https://www.kamata.co.jp/ |
蒲田工業のように、クリーンルーム設備全体との整合を見ながら導入しやすいエアシャワーは、周辺環境を含めて比較したい現場に向いています。ただし、食品工場では衛生管理、電子部品工場では微粒子対策、清掃工場では粉塵対策と、工場の種類によって優先順位は異なります。
工場別のおすすめメーカー3選を見ることで、自社に必要な仕様や比較の視点を整理しやすくなり、導入後の運用まで見据えた選定がしやすくなります。現場条件に合う製品を絞り込む参考としてご覧ください。
本サイトでは、工場別でおすすめのエアシャワーを紹介しています。エアシャワー導入・入れ替えの際の参考にしてください。
| 主なフィルター | 制菌防カビ仕様中性能フィルター HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 制菌防カビ仕様中性能フィルター:25m/sec以上 HEPAフィルター:20m/sec以上 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | ・中性能フィルタ:0.4~0.7μm粒子に対して40~50%以上 ※70~80%以上となる高性能フィルタの選定も可能 ・HEPAフィルタ:0.3μm粒子に対して99.97%以上 |
| 標準の床材 | ステンレス |
| ジェット風 | 両側面+天井の3方向 |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 30m/s ±20%※2 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子にて99.99%以上 (HEPAフィルター搭載) |
| 標準の床材 | 建築床 |
| ジェット風 | 片吹き |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 記載なし |
| 集塵性能 | 99%以上(重量法) |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子99.97%以上 (DOPテスト) |
| 標準の床材 | 記載無し |
| ジェット風 | 記載無し |
※フィルターの種類:
制菌防カビ仕様中性能フィルター:空気中の微粒子(約1μm以上)を除去しつつ、菌の繁殖やカビの発生を抑える機能を持つフィルター。食品・医療・クリーンエリアなどの衛生管理に有効。
HEPAフィルター:0.3μm以上の微粒子を99.97%以上の高精度で捕集できる高性能フィルター。クリーンルームや精密機器、医薬品製造などに使用される。
※集塵性能とは:空気中の粉塵をどれだけ装置全体で取り除けたかの割合。/捕集性能とは:フィルターなどがどれだけ粉塵を捕まえたかの割合。
※1:※三共空調公式HP(https://sankyo-ku.co.jp/quality.html)(2000年~2024年の実績)
※2:初期における平均値。
※3:別売り。