SHPのエアシャワーは、特に高性能HEPAフィルターによる除塵性能と柔軟なカスタマイズ対応の分野に強みを持っています。
しかし、導入を検討する際には「他社と比べてコストはどうなのか?」「メンテナンス性は?」といった疑問も浮かぶでしょう。
本記事では、メーカー公式サイトの情報だけでなく、エアブーン編集部が分析した他社製品との比較メリット・デメリットを含めて解説します。

SHPのエアシャワーは、0.3μm粒子を99.99%カットするHEPAフィルターを標準搭載し、クリーンルーム入室前の浮遊塵を強力に除去します。そのため、食品・半導体・製薬など異物混入リスクが許されない現場での導入に適しているでしょう。
| フィルターの種類 | HEPA(99.99%) |
|---|
| 評価軸 | SHPの特徴 | 一般的な他社製品 | 判定・おすすめ |
|---|---|---|---|
| 洗浄能力 | 多方向吹出し+HEPA高効率 | クラス6〜7が標準 | 高洗浄を求める現場向け |
| 設置性 | モジュール設計+短納期 | キャスター付き完成品あり | 迅速導入したい企業向け |
| コスト感 | 海外製で低コスト | 標準的 | コスト重視企業向け |
| 独自の強み | クリーンルーム一括供給 | 通常のパンカーノズル | 設備一式導入したい現場向け |
SHPのエアシャワーは、HEPAフィルターを搭載した高除塵性能が最大の特徴です。一般的なプレフィルターのみのエアシャワーと比較して、より微細な粒子を捕集できます。フィルター交換も容易で、メンテナンス性にも優れているなど、24時間稼働の工場ラインでも使いやすい仕様です。
本体外装にはSUS304ステンレスを使用しており、防錆性・防腐性に長けています。アルコール・洗浄液での拭き取り清掃が可能なので、食品製造工程や医療系クリーンルームにおいて必要な衛生管理基準にも対応しやすい設計です。
標準モデルだけでなく、サイズ・ドア構造・吹き出し方向のカスタムも受け付けています。「既存ラインにサイズが合わない」「通路幅が限られている」といった課題にも柔軟に対応可能。工場の設計条件に合わせて、シングルブロー・ダブルブロー・パスボックス併設型などの提案も行っています。
SHPのエアシャワーは、SUS304ステンレスを使用した衛生的な製品です。部材調達から製造までをワンストップ体制で行っているのがポイントで、国内メーカーでは高額になりがちなエアシャワーもコストを抑えつつ導入できるでしょう。また、カスタム対応と現場適応力も強く、さまざまな空間に合わせた製品の提供を可能としています。
エアシャワーは、どのような場所に設置するかによって求められる機能が異なります。本サイトでは、紹介したメーカー以外にも工場別に適したエアシャワーメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。公式サイトに事例はありませんでした。
| 企業名 | SHP |
|---|---|
| 所在地 | 中国蘇州市呉江区 |
| 公式サイト | https://www.shpcleanroom.com/ja/ |
ここまでメーカーの特徴について解説してきましたが、エアシャワーは決して安い買い物ではありません。自社の工場環境や予算に合わない製品を選んでしまうと、後になって使い勝手やコスト面で後悔するリスクがあります。
導入を成功させるためには、1社だけで決めるのではなく、必ず複数社で比較検討を行うことが重要です。
当サイトのTOPページでは、国内53社のエアシャワーメーカーを徹底調査し、工場・用途別のおすすめ3社を厳選して紹介しています。
問い合わせや見積もり依頼をする前に、まずは以下の記事で「自社にとって最適なメーカー」をチェックしてみてください。

| 主なフィルター | 制菌防カビ仕様中性能フィルター HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 制菌防カビ仕様中性能フィルター:25m/sec以上 HEPAフィルター:20m/sec以上 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | ・中性能フィルタ:0.4~0.7μm粒子に対して40~50%以上 ※70~80%以上となる高性能フィルタの選定も可能 ・HEPAフィルタ:0.3μm粒子に対して99.97%以上 |
| 標準の床材 | ステンレス |
| ジェット風 | 両側面+天井の3方向 |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 30m/s ±20%※2 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子にて99.99%以上 (HEPAフィルター搭載) |
| 標準の床材 | 建築床 |
| ジェット風 | 片吹き |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 記載なし |
| 集塵性能 | 99%以上(重量法) |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子99.97%以上 (DOPテスト) |
| 標準の床材 | 記載無し |
| ジェット風 | 記載無し |
※フィルターの種類:
制菌防カビ仕様中性能フィルター:空気中の微粒子(約1μm以上)を除去しつつ、菌の繁殖やカビの発生を抑える機能を持つフィルター。食品・医療・クリーンエリアなどの衛生管理に有効。
HEPAフィルター:0.3μm以上の微粒子を99.97%以上の高精度で捕集できる高性能フィルター。クリーンルームや精密機器、医薬品製造などに使用される。
※集塵性能とは:空気中の粉塵をどれだけ装置全体で取り除けたかの割合。/捕集性能とは:フィルターなどがどれだけ粉塵を捕まえたかの割合。
※1:※三共空調公式HP(https://sankyo-ku.co.jp/quality.html)(2000年~2024年の実績)
※2:初期における平均値。
※3:別売り。