三共空調のエアシャワーは、特にオーダーメイド設計と食品工場に配慮した衛生性の分野に強みを持っています。しかし、導入を検討する際には「他社と比べてコストはどうなのか?」「メンテナンス性は?」といった疑問も浮かぶでしょう。本記事では、メーカー公式サイトの情報だけでなく、エアブーン編集部が分析した他社製品との比較メリット・デメリットを含めて解説します。

高速エアを均一に照射し、約15~20秒のシャワーで衣類表面の粒子を除去。さらに床面吸い込み機能で、粒子の再付着を防ぎます。
手動または自動ドアを選択でき、インターロックでエアロック機能を確保。手指洗浄装置やアルコールディスペンサーとの連動も可能で、作業者が手指消毒を完了しないと退出できない安全設計を構築できます。現地パネル組立式のため既存工場への後付けも容易です。
| フィルターの種類 | 不織布プレフィルター 中性能メインフィルター |
|---|---|
| 吹出風量 | 19m³/min |
| エアージェットノズル数 | 18個 |
| 各部寸法 | 1,400mm×1,000mm×2,200mm |
| 電源仕様 | 三相200V |
製品や資材をローラー、ベルト、チェーンコンベアに乗せたままジェット風で除塵できる、搬送工程向けのエアーシャワーです。
シートシャッター連動タイプでは、ゴミやホコリの拡散を抑えながら工程の流れをつくれる構成が紹介されています。
チェーンコンベア&ターンテーブルタイプでは、側面と天井からジェット風を当てて、製品や資材の上面・側面全体を処理できる内容です。
| フィルターの種類 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 吹出風量 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| エアージェットノズル数 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 各部寸法 | ワーク寸法やコンベア仕様に応じてカスタマイズ対応 |
| 電源仕様 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 三共空調の特徴 | |
|---|---|
| 洗浄能力 | 三方向吹きが標準 HEPAも選択可 |
| 設置性 | 工場レイアウトに合わせ 開口・床面をカスタマイズ可 |
| コスト感 | 仕様調整でコスト抑制も可 要見積 |
| 独自の強み | 動作プログラムも調整可 食品工場向け提案が細かい |
食品工場では、錆や腐食による衛生リスクの対策が欠かせませんが、三共空調のエアシャワーは腐食耐性のあるステンレス製の床パネルが標準仕様。水洗い清掃や薬液殺菌を頻繁に行う食品工場でも腐食やサビの発生を抑え、長期にわたり衛生状態を維持できる点がメリットです。
メインフィルターは抗菌・防カビ性能を備えた中性能タイプと、粒子捕集効率が高いHEPAタイプをラインナップ。現場が求める清浄度や予算に応じて、適切な提案を実施しています。フィルター交換時期は差圧計で簡単に管理でき、粒子捕集性能を維持可能です。
衛生状態を長く保てる仕組みにより、食品の安全性を確保。クレームやリコールのリスクを抑え、企業の信頼を守れることから、食品業界において3,800台以上も導入※されています。
エアシャワーの本体はパネルユニットを現地で組み立てる方式を採用しているため、狭い搬入路や曲がり角の多い工場でも問題なく搬入できます。
人用の標準タイプや大型荷物対応のワイド仕様、多人数同時通行が可能な仕様など豊富なバリエーションを持ち、レイアウト変更や増築に合わせて柔軟なカスタマイズが可能。
扉センサーの設定やジェット時間のプログラム変更がソフト側で対応できるため、運用開始後の作業動線見直しもスムーズになります。
三共空調はISO9001を取得し、本社・工場での一貫生産から品質保証までを徹底。東京・大阪・名古屋・福岡をはじめ全国に拠点を展開しており、専門サービス員が定期点検・風速測定・フィルター交換を代行します。
これにより、装置停止による生産ラインのダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。
また、グループ建設会社とのネットワークによって、新築工場へのクリーン化設備一括導入や改修工事と併せたコンサルティングも受けられるため、初めてエアシャワーを導入する企業でも安心して任せることができます。
三共空調のエアシャワーは、耐水性に優れたステンレス構造かつ、抗菌・防カビ仕様のフィルターでHACCP対応に求められる衛生環境を支援。現場組立式による柔軟な設置性、徹底した品質管理などが特徴です。食品工場が重視する「異物混入防止」「スペース制約」「突発停止リスク」という課題をトータルで解決します。
エアシャワーは、どのような場所に設置するかによって求められる機能が異なります。本サイトでは、紹介したメーカー以外にも工場別に適したエアシャワーメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

従業員が一斉に更衣・入室する時間帯に出入口が混雑し、作業ラインへの遅延と空間外への虫の流入が課題となっており、エアーシャワー・エアーフェンス・吸い込み式塵埃除去機を導入しました。
三共空調は三方向吹出しAS-18Aとウォークスルー式多人数モデルを組み合わせ、操業を止めずにライン側へ直結するレイアウトへ改修。大型窓付き扉とオリジナル操作スイッチを追加し、安全確認と操作性を向上させました。入室待ち時間が短縮し、虫の侵入数も減少しています。
| 企業名 | 三共空調株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 1971年12月9日 |
| 従業員数 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 所在地 | 大阪府四條畷市蔀屋本町1-32 |
| 電話番号 | 072-878-1232 |
| 公式サイト | https://sankyo-ku.co.jp/ |
ここまでメーカーの特徴について解説してきましたが、エアシャワーは決して安い買い物ではありません。自社の工場環境や予算に合わない製品を選んでしまうと、後になって使い勝手やコスト面で後悔するリスクがあります。
導入を成功させるためには、1社だけで決めるのではなく、必ず複数社で比較検討を行うことが重要です。
当サイトのTOPページでは、国内53社のエアシャワーメーカーを徹底調査し、工場・用途別のおすすめ3社を厳選して紹介しています。
問い合わせや見積もり依頼をする前に、まずは以下の記事で「自社にとって最適なメーカー」をチェックしてみてください。

| 主なフィルター | 制菌防カビ仕様中性能フィルター HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 制菌防カビ仕様中性能フィルター:25m/sec以上 HEPAフィルター:20m/sec以上 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | ・中性能フィルタ:0.4~0.7μm粒子に対して40~50%以上 ※70~80%以上となる高性能フィルタの選定も可能 ・HEPAフィルタ:0.3μm粒子に対して99.97%以上 |
| 標準の床材 | ステンレス |
| ジェット風 | 両側面+天井の3方向 |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 30m/s ±20%※2 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子にて99.99%以上 (HEPAフィルター搭載) |
| 標準の床材 | 建築床 |
| ジェット風 | 片吹き |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 記載なし |
| 集塵性能 | 99%以上(重量法) |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子99.97%以上 (DOPテスト) |
| 標準の床材 | 記載無し |
| ジェット風 | 記載無し |
※フィルターの種類:
制菌防カビ仕様中性能フィルター:空気中の微粒子(約1μm以上)を除去しつつ、菌の繁殖やカビの発生を抑える機能を持つフィルター。食品・医療・クリーンエリアなどの衛生管理に有効。
HEPAフィルター:0.3μm以上の微粒子を99.97%以上の高精度で捕集できる高性能フィルター。クリーンルームや精密機器、医薬品製造などに使用される。
※集塵性能とは:空気中の粉塵をどれだけ装置全体で取り除けたかの割合。/捕集性能とは:フィルターなどがどれだけ粉塵を捕まえたかの割合。
※1:※三共空調公式HP(https://sankyo-ku.co.jp/quality.html)(2000年~2024年の実績)
※2:初期における平均値。
※3:別売り。