三宝電機のエアシャワーは、特に設置しやすいコンパクト性と移動のしやすさの分野に強みを持っています。しかし、導入を検討する際には「他社と比べてコストはどうなのか?」「メンテナンス性は?」といった疑問も浮かぶでしょう。本記事では、メーカー公式サイトの情報だけでなく、エアブーン編集部が分析した他社製品との比較メリット・デメリットを含めて解説します。

100V電源で稼働し、コンパクトで移動が容易。組立・設置を簡単に行えます。計4つのエアージェットノズルからでる風速は26m/sであり、強力な風で塵埃を吹き飛ばします。
オプションの簡易ブースと組み合わせれば、エアシャワールームとして利用することが可能。
| フィルターの種類 | メインフィルター:HEPA プレフィルター:不織布 |
|---|---|
| 吹出風量 | 5㎥/min |
| エアージェットノズル数 | 樹脂製パンカーノズル×4個 |
| 各部寸法 | W500×D200×H1,500(mm) |
| 電源仕様 | 単相100V 50/60Hz |
入退室制御システムを搭載し、暗証番号を入力した場合のみ前室扉が開く構成です。
暗証番号は4桁で10,000通りの組み合わせが可能と案内されており、誤動作時にはブザーで警報します。
扉窓にはUVカットフィルム(イエロー)を貼り付け、紫外線防止対策にも配慮されています。
| フィルターの種類 | メインフィルタ:HEPA プレフィルタ:不織布 |
|---|---|
| 吹出風量 | 15.6m³/min以上 吹出風速:23m/s以上 |
| エアージェットノズル数 | 16個 |
| 各部寸法 | 1100W×1100D×2000H mm |
| 電源仕様 | 3Φ200V 50/60Hz |
| 三興エンジニアリングの特徴 | |
|---|---|
| 洗浄能力 | 浮遊微小粒子・微生物を除去 手動扉からシートシャッターまで展開 |
| 設置性 | 片吹き・両吹き・L字・門形など 仕様変更にも対応 |
| コスト感 | 標準機ベースで要見積 特注にもつなげやすい |
| 独自の強み | 靴底洗浄機付や コンベア付も用意 |
三宝電機のスマートエアシャワー「SAS-04」は、コンパクトなうえ100V電源で稼働する利便性に優れたエアシャワーです。重量は40kgと比較的軽量なため、設置したい場所に楽に移動可能。
また、風量を増やしたい場合は、エアージェットノズルが11個付いた 「SAS-08」もおすすめ。SAS-04よりも高さが20cmほど高くなりますが、幅・奥行きは変わらずコンパクトなまま。風量はSAS-04の5㎥/minの倍以上となる11㎥/minの性能があります。
なお、メインフィルターにはHEPAフィルター、プレフィルターには不織布を採用していますが、要望に応じて中性能フィルターも取り付け可能です。
三宝電機では、SAS-04/ SAS-08のほかにも複数のエアシャワー製品をラインアップしています。具体的には、片吹き1人用の標準型エアシャワーのほか、両吹き1人用、2連式エアシャワー、アクセスコード機能付エアシャワー、一様流エアシャワー、シートシャッター式エアシャワーなどを用意。
たとえば「エアシャワーに入退室制御システムを付けたい」という場合には、アクセスコード機能付エアシャワーがおすすめです。
三宝電機では、「コンパクトなエアシャワーがほしい」「入退室制御システムを搭載したい」「エアシャワーに薬剤噴霧室も加えたい」といった要望に応える製品を用意しています。
そのため、研究室や生産ラインといったさまざまな現場で導入可能。用途や要望に合った製品を見つけられそうです。
エアシャワーは、どのような場所に設置するかによって求められる機能が異なります。本サイトでは、紹介したメーカー以外にも工場別に適したエアシャワーメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
こちらの化粧品メーカーでは、一般環境にある資材を生産ラインに持ち込む際、資材に付着した塵埃を作業員がウエスで拭き取っていました。しかし作業効率が悪いため、エアシャワー導入を検討。
そこで、台車を用いても入退室ができる間口・奥行き寸法を確保した三方吹きタイプのシートシャッター式エアシャワーを選択。導入の結果、スムーズに入退室ができるうえ、風によって塵埃が除去できることで作業効率がアップしました。
| 企業名 | 三宝電機株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 1942年5月 |
| 従業員数 | 294名(2025年11月14日時点・公式HPの情報) |
| 所在地 | 大阪府大阪市北区大淀中1-5-1 |
| 電話番号 | 06-6451-3311 |
| 公式サイト | https://www.seamec.co.jp/ |
ここまでメーカーの特徴について解説してきましたが、エアシャワーは決して安い買い物ではありません。自社の工場環境や予算に合わない製品を選んでしまうと、後になって使い勝手やコスト面で後悔するリスクがあります。
導入を成功させるためには、1社だけで決めるのではなく、必ず複数社で比較検討を行うことが重要です。
当サイトのTOPページでは、国内53社のエアシャワーメーカーを徹底調査し、工場・用途別のおすすめ3社を厳選して紹介しています。
問い合わせや見積もり依頼をする前に、まずは以下の記事で「自社にとって最適なメーカー」をチェックしてみてください。

| 主なフィルター | 制菌防カビ仕様中性能フィルター HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 制菌防カビ仕様中性能フィルター:25m/sec以上 HEPAフィルター:20m/sec以上 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | ・中性能フィルタ:0.4~0.7μm粒子に対して40~50%以上 ※70~80%以上となる高性能フィルタの選定も可能 ・HEPAフィルタ:0.3μm粒子に対して99.97%以上 |
| 標準の床材 | ステンレス |
| ジェット風 | 両側面+天井の3方向 |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 30m/s ±20%※2 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子にて99.99%以上 (HEPAフィルター搭載) |
| 標準の床材 | 建築床 |
| ジェット風 | 片吹き |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 記載なし |
| 集塵性能 | 99%以上(重量法) |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子99.97%以上 (DOPテスト) |
| 標準の床材 | 記載無し |
| ジェット風 | 記載無し |
※フィルターの種類:
制菌防カビ仕様中性能フィルター:空気中の微粒子(約1μm以上)を除去しつつ、菌の繁殖やカビの発生を抑える機能を持つフィルター。食品・医療・クリーンエリアなどの衛生管理に有効。
HEPAフィルター:0.3μm以上の微粒子を99.97%以上の高精度で捕集できる高性能フィルター。クリーンルームや精密機器、医薬品製造などに使用される。
※集塵性能とは:空気中の粉塵をどれだけ装置全体で取り除けたかの割合。/捕集性能とは:フィルターなどがどれだけ粉塵を捕まえたかの割合。
※1:※三共空調公式HP(https://sankyo-ku.co.jp/quality.html)(2000年~2024年の実績)
※2:初期における平均値。
※3:別売り。