ニッタのエアシャワーは、特に高い除塵性能と設置環境に応じた柔軟な構成対応の分野に強みを持っています。
しかし、導入を検討する際には「他社と比べてコストはどうなのか?」「メンテナンス性は?」といった疑問も浮かぶでしょう。
本記事では、メーカー公式サイトの情報だけでなく、エアブーン編集部が分析した他社製品との比較メリット・デメリットを含めて解説します。

ニッタのASN-18は、天井と両側面からの三方吹き18ノズルにより、作業者の全身に均一な高速エアを照射。衣服に付着した微粒子を効率的に除去する標準エアシャワーです。メインフィルターにはHEPAフィルターを採用しています。
公式サイトに記載がありませんでした。メーカーにお見積りください。
| フィルターの種類 | 不織布プレフィルター HEPAメインフィルター |
|---|---|
| 吹出風量 | 15㎥/min(HEPA使用時) |
| エアージェットノズル数 | 18個 |
| 各部寸法 | 1,400mm×1,000mm×2,200mm |
| 電源仕様 | 3φ200V |
| 評価軸 | ニッタの特徴 | 一般的な他社製品 | 判定・おすすめ |
|---|---|---|---|
| 洗浄能力 | HEPA+高風速20m/s級 | クラス6〜7が標準 | 安定除塵を重視する現場向け |
| 設置性 | 多扉仕様+現地組立対応 | キャスター付き完成品あり | 設置制約がある現場向け |
| コスト感 | 標準仕様で中価格帯 | 標準的 | 性能と価格のバランス重視 |
| 独自の強み | フィルタ技術+環境設計力 | 通常のパンカーノズル | 空気質管理を重視する現場向け |
ニッタのエアシャワーは、引き戸・開き戸・両開き戸など、設置環境や動線に合わせた扉仕様を選択できる点が特徴です。既存工場の出入口が手狭な場合でも、レイアウトに合わせた扉構成を検討しやすく、分解搬入・現地組立にも対応。搬入経路に制約のある建屋でも導入しやすい構造になっています。
ASN-18シリーズには、モーター過負荷時のサーマルリレーなど、ファンモーターを保護する機能を搭載。長時間運転や頻繁なON/OFFが日常的に行われる現場でも、装置トラブルによるライン停止リスクを抑える設計となっています。
なお、制御スイッチには制御電源・室内灯・シャワー自動・シャワー時間設定タイマなどの項目があり、稼働時間や運転モードを現場の運用フローに合わせて細かく設定可能です。
メンテナンス時には、分解搬入・現地組立構造が活き、フィルター交換や点検作業を比較的スムーズに行えます。
ニッタのエアシャワーは、三方吹き18ノズル×HEPAフィルターによる高い除塵性能と多様な扉仕様で、現場ごとの動線やレイアウトに合わせた設計ができます。分解搬入・現地組立も可能なので、搬入経路が限られた既存工場への後付け導入にも適しているでしょう。
ASN-18は扉の開閉が手動ですが、同じシリーズの「ASN-18A」は自動となっており、両手が荷物で塞がっている状態でもストレスなく通過できます。
エアシャワーは、どのような場所に設置するかによって求められる機能が異なります。本サイトでは、紹介したメーカー以外にも工場別に適したエアシャワーメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。公式サイトに事例はありませんでした。
| 企業名 | ニッタ株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 1945年2月10日 |
| 従業員数 | 2,940名(2025年3月31日時点) |
| 所在地 | 大阪府大阪市浪速区桜川4-4-26 |
| 電話番号 | 06-6563-1211 |
| 公式サイト | https://www.nitta.co.jp/ |
ここまでメーカーの特徴について解説してきましたが、エアシャワーは決して安い買い物ではありません。自社の工場環境や予算に合わない製品を選んでしまうと、後になって使い勝手やコスト面で後悔するリスクがあります。
導入を成功させるためには、1社だけで決めるのではなく、必ず複数社で比較検討を行うことが重要です。
当サイトのTOPページでは、国内53社のエアシャワーメーカーを徹底調査し、工場・用途別のおすすめ3社を厳選して紹介しています。
問い合わせや見積もり依頼をする前に、まずは以下の記事で「自社にとって最適なメーカー」をチェックしてみてください。

| 主なフィルター | 制菌防カビ仕様中性能フィルター HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 制菌防カビ仕様中性能フィルター:25m/sec以上 HEPAフィルター:20m/sec以上 |
| 集塵性能 | 記載無し |
| 捕集性能 | ・中性能フィルタ:0.4~0.7μm粒子に対して40~50%以上 ※70~80%以上となる高性能フィルタの選定も可能 ・HEPAフィルタ:0.3μm粒子に対して99.97%以上 |
| 標準の床材 | ステンレス |
| ジェット風 | 両側面+天井の3方向 |

| 主なフィルター | メイン:HEPAフィルター / プレ:不織布フィルター |
|---|---|
| 風速 | 吹き出し風速:約 25 m/s |
| 集塵性能 | 風量:約 23 m³/min(循環回数:約 505 回/時) |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子にて99.99%以上 (HEPAフィルター搭載) |
| 標準の床材 | SUS(ステンレス)パンチング床 |
| ジェット風 | パルスジェット+天井エアーカーテン風(両側面+天井) |

| 主なフィルター | HEPAフィルター |
|---|---|
| 風速 | 記載なし |
| 集塵性能 | 99%以上(重量法) |
| 捕集性能 | 0.3μm粒子99.97%以上 (DOPテスト) |
| 標準の床材 | 記載無し |
| ジェット風 | 記載無し |
※フィルターの種類:
制菌防カビ仕様中性能フィルター:空気中の微粒子(約1μm以上)を除去しつつ、菌の繁殖やカビの発生を抑える機能を持つフィルター。食品・医療・クリーンエリアなどの衛生管理に有効。
HEPAフィルター:0.3μm以上の微粒子を99.97%以上の高精度で捕集できる高性能フィルター。クリーンルームや精密機器、医薬品製造などに使用される。
※集塵性能とは:空気中の粉塵をどれだけ装置全体で取り除けたかの割合。/捕集性能とは:フィルターなどがどれだけ粉塵を捕まえたかの割合。
※1:※三共空調公式HP(https://sankyo-ku.co.jp/quality.html)(2000年~2024年の実績)
※2:別売り。