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エアシャワー用粘着マットの効果と選び方

エアシャワーを通過するだけで、靴底や床にある異物まで十分に対策できるのかと疑問に感じる方も多いはずです。エアシャワーは衣服のゴミを吹き飛ばす役割を持ちますが、足元の対策としては不十分な場合があります。出入口や庫内に粘着マットを適切に設置することで、衣服から落下したゴミや靴底の汚れを捕集できます。本記事では、粘着マットの役割や設置場所、製品の選び方から交換・管理方法までを具体的に解説します。

エアシャワー用粘着マットの役割と期待できる除塵効果

エアシャワーの風が当たりにくい足元や、床に落ちた毛髪・紙片などには別の対策が必要になる場合があるという悩みを抱えていませんか。エアシャワーはあくまで衣服などに付着したゴミを吹き飛ばす設備です。靴底の汚れを捕集するだけでなく、床面に落ちた異物の再飛散を抑えるための対策として、粘着マットの活用が有効といえるでしょう。また、マットに付着したゴミを目視することで、清掃や異物対策の実施状況を確認する管理ツールとしても役立ちます。ただし、粘着マットを設置すれば異物混入を完全に防げるというわけではありません。

エアシャワーだけでは対策しきれない足元の異物

エアシャワーと粘着マットは、それぞれ異なる役割を持っています。粘着マットはエアシャワーの代替ではなく、足元の異物対策を補うものとして捉えてください。エアーが当たりにくい足元や床面の汚れに着目し、設置環境や運用に応じた対策を組み合わせることが重要です。

エアシャワー用粘着マットの設置場所と運用方法

どこにマットを敷けば最も効果的なのか、迷うことも多いのではないでしょうか。エアシャワーの出入口前、庫内、出入口付近など、異物を捕集したい場所に応じて設置方法を検討する必要があります。エアシャワー中央付近に加え、両ドア側に粘着マットを設置する方法もあります。また、エアシャワー前の廊下にマットを設置し、履き替えや日常清掃と組み合わせて管理する運用例も効果的です。マットの設置だけに依存せず、周辺の清掃や靴の管理も含めて対策を考えてみてください。

エアシャワーの前後・庫内・出入口での設置ポイント

マットの設置位置によって捕集対象が異なります。エアシャワー内への敷き詰めや出入口との組み合わせ、入室前の廊下での運用など、実際の設備や通行動線に応じて設置位置を検討してください。なお、エアシャワーの壁面に取り付け、吹き飛ばされたゴミを捕集する粘着シートもありますが、これは床用マットとは用途が異なる補助的な対策となります。

粘着マットの種類と選び方

自社の環境に合う製品をどのように選べばよいか、判断基準を知りたい方もいるはずです。粘着マットには、汚れた表面を1枚ずつめくって交換するタイプと、汚れたら水拭きなどで清掃して繰り返し使用するタイプが存在します。設置場所の広さや使用環境、求める粘着強度、異物の見えやすさなどを基準に選んでください。

めくるタイプと繰り返し使うタイプの違い

めくるタイプは、汚れた最上層を剥がして新しい粘着面を使用する方式です。一方、ステップマットと呼ばれる製品は、汚れを清掃して繰り返し使用します。交換や清掃の手間、使用環境に応じて管理方法を選択してください。めくるタイプの中には、コーナータブの数字で残り枚数を確認できるものもあります。

色・粘着強度・サイズの選び方

色は異物の視認性を左右し、青色は細かな汚れ、白色は毛髪などを見つけやすい特徴があります。粘着強度は、汚れの多いエリアか清浄度の高いエリアかによって選定してください。サイズは設置スペースや設備の形状に合わせて検討します。なお、水で濡れるような場所では本来の粘着力が弱まり効果が出ないため、乾いた環境で使用する条件を確認する必要があります。

粘着マットのめくり方・交換時期と日常管理

いつマットを交換すればよいのか、基準が曖昧になっていませんか。めくるタイプの粘着マットは、汚れが取れなくなるまで使用し続けるのではなく、一定時間ごとに新しい面へ交換する運用ルールを設定してください。表面が汚れてきたら適切なタイミングで1枚ずつ剥がし、新しい粘着面を使用します。メーカーの目安として、30枚綴りで1日2回めくった場合、2週間程度での交換となる製品もありますが、使用状況によって頻度は異なります。マットの汚れを清掃状態の確認に活用することも有効です。

汚れたシートのめくり方と交換運用

製品の表示や仕様に従い、汚れた最上層を1枚剥がして新しい粘着面を出します。残り枚数の表示を確認しながら、一定時間ごとの交換タイミングを決めて管理してください。なお、繰り返し使用するタイプはめくる運用ではなく、製品に応じた清掃・乾燥方法で管理を行います。

まとめ

エアシャワーだけに頼らず、粘着マットの設置場所や種類、交換・清掃方法を適切に検討することが重要です。自社の設備や汚れの状況、メーカーの製品仕様を確認し、清浄度管理に役立ててください。

工場別
業務用エアシャワーメーカー3選
食品工場への
導入なら
食品工場の導入実績3,800台以上※1
HACCPに適した衛生環境をサポート
三共空調
三共空調公式HP
引用元:三共空調公式HP
(https://sankyo-ku.co.jp/advice.html)
  • 床には耐水性に優れたステンレスを採用し、フィルターも抗菌・防カビ仕様を選択可能。水や湿気が多い食品工場で長期にわたり衛生状態を保ち、HACCP対応も円滑
  • 現場組立式と柔軟なサイズ・レイアウト調整により、狭い搬入路や限られた設置スペースにも対応でき、食品工場への後付け導入もスムーズ
主な仕様内容
主なフィルター 制菌防カビ仕様中性能フィルター
HEPAフィルター
風速 制菌防カビ仕様中性能フィルター:25m/sec以上
HEPAフィルター:20m/sec以上
集塵性能 記載無し
捕集性能 ・中性能フィルタ:0.4~0.7μm粒子に対して40~50%以上
※70~80%以上となる高性能フィルタの選定も可能
・HEPAフィルタ:0.3μm粒子に対して99.97%以上
標準の床材 ステンレス
ジェット風 両側面+天井の3方向
電子部品工場への
導入なら
独自のパルス気流と強力な除電で
清浄度クラスISO5レベルに対応
日本エアーテック
AAS-1810-1型
引用元:エアーテック公式HP
(https://www.airtech.co.jp/products/airshower/prod_1341/)
  • パルスジェットノズルによる間欠的な波動風を照射する独自技術を実装。微粒子一つも許されない電子部品工場に向く、脈動風と天井気流による除塵で品質の安定化を実現
  • 静電気除去(イオナイザー)機能と帯電防止仕様で着衣への異物の再付着を抑制するだけでなく、電子部品に致命的な放電リスクも減らすことができ、製品不良を低減
主な仕様内容
主なフィルター メイン:HEPAフィルター / プレ:不織布フィルター
風速 吹き出し風速:約 25 m/s
集塵性能 風量:約 23 m³/min(循環回数:約 505 回/時)
捕集性能 0.3μm粒子にて99.99%以上
(HEPAフィルター搭載)
標準の床材 SUS(ステンレス)パンチング床
ジェット風 パルスジェット+天井エアーカーテン風(両側面+天井)
清掃工場への
導入なら
長年の集塵技術を活かした
粉塵環境特化の設計
アマノ
アマノ公式HP
引用元:アマノ公式HP
(https://www.amano.co.jp/kankyo/product/dc/dc_o/js-30.html)
  • 1951年から工場向けの集塵機を開発・製造してきた技術を活かすことで、一般的なエアシャワーでは対応しきれないほど塵埃が多い現場でも、粉塵の持ち出しを防ぎ、清掃負担・メンテナンスコストを軽減
  • グレーチング下部に溜まった粉塵は、掃除機※2を使えば手を汚さずに一括回収でき、従業員の健康リスクなど二次被害を防止
主な仕様内容
主なフィルター HEPAフィルター
風速 記載なし
集塵性能 99%以上(重量法)
捕集性能 0.3μm粒子99.97%以上
(DOPテスト)
標準の床材 記載無し
ジェット風 記載無し

※フィルターの種類:
制菌防カビ仕様中性能フィルター:空気中の微粒子(約1μm以上)を除去しつつ、菌の繁殖やカビの発生を抑える機能を持つフィルター。食品・医療・クリーンエリアなどの衛生管理に有効。
HEPAフィルター:0.3μm以上の微粒子を99.97%以上の高精度で捕集できる高性能フィルター。クリーンルームや精密機器、医薬品製造などに使用される。
※集塵性能とは:空気中の粉塵をどれだけ装置全体で取り除けたかの割合。/捕集性能とは:フィルターなどがどれだけ粉塵を捕まえたかの割合。
※1:※三共空調公式HP(https://sankyo-ku.co.jp/quality.html)(2000年~2024年の実績)
※2:別売り。

異物混入・製品不良リスクを低減!
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